生体認証を利用したタイムレコーダーは、ICカード、磁気カードよりセキュリティを考慮した仕組みとなります。カード配布に懸念される置き忘れ、紛失等がなくなりますが、機器が非常に高価となるのと同時に従業員の利便性(打刻に要する時間)が低下する恐れがあります。機密データがあるルーム認証等で主に利用されており、多種多様な勤怠管理システムで標準対応しておりますが、一般的にはまだ勤怠管理での認証では使われていないのが現状です。
【機能】
生体認証を利用したタイムレコーダーの主な機能としては、以下があります。
・勤怠システムとのリアルタイム・バッチ連携
・出退勤の打刻(本人認証のセキュリティが向上)
【主なメーカ比較】
販売元 | 主な製品型番 | 価格 | 備考 |
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株式会社 日立ソリューションズ | 静紋 J300 | 31,000円 | スタンドアロン版の利用: 指静脈情報100本まで登録可能。 サーバ版の利用:制限なし |
アマノ株式会社 | AGX250AV | 不明 | 2指登録 500件/ 1指登録 1,000件 |
※価格は、販売元HPから参照。